トレーディングカードゲーム(Trading Card Game、略称TCG)は、幅広い年齢層で人気のゲームです。
現実世界でもオンライン上でも、さまざまなTCGが展開されており、プレイヤーは戦略的な思考と運を駆使して戦ったり、レアリティの高いカードをコレクションしたりして楽しむことができます。
GameFiにもいくつかTCGプロジェクトがあります。
今回は2024年5月にリリースされた『Anome』の特徴、遊び方について紹介したいと思います!
インパクトのあるカードデザインが気になるTCGです!
・Anomeは、B²メインネット上で最初の完全オンチェーントレーディングカードゲーム
・独自の「Stake to Mint」で資産を減らさずに新しいカードを入手できる
・勝っても負けても報酬!?Win-Winなバトルシステムを導入
・Anomeで稼ぐには、MEXCなどの暗号資産の口座が必要
Anomeとは?
ゲームジャンル | トレーディングカードゲーム |
対応プラットフォーム | ブラウザ |
対応言語 | 英語 |
トークン | vNome・NOME |
ブロックチェーン | B² Networkチェーン |
公式HP | https://anome.xyz |
公式X(旧Twitter) | https://x.com/Anome_Official |
公式Discord | https://discord.com/invite/vDWUEpAAz7 |
Anomeは、B²メインネット上で最初の完全オンチェーントレーディングカードゲーム(TCG)です。
プレイヤーは、9つのマスからなるグリッドにカードを配置し、数字を比較することで戦います。
カードにはそれぞれ異なる能力があり、戦略的な思考と運が勝利のカギとなります。
また、Anomeはユーザーが資産の流動性と価値を解放できるようにすることで、TVL(Total Value Locked)の観点から世界最大の担保付き融資プロトコルになることを目標とした、DeFi、NFTFi、GameFiなどを組み合わせた資産発行&融資プラットフォームです。
ゲームプレイにはカードを購入する必要がありますが、保有しているカードを担保に別のカードを購入したり、バトルの勝敗に関わらずトークンが得られたりと、資産を回しながら遊べるように仕様となっています。
AI駆動型とかTVL観点…とかはよく分かりませんが、ゲーム内で回して遊べるのは良いですね!
Anomeの特徴
Anomeには、以下のような特徴があります。
・バトルに参加に意味がある!Win-Winなシステム
・資産が減らない「Stake to Mint」
・NFT担保貸付システムがある
・トークンはB² Networkチェーン上の「vNome」と「NOME」
バトルに参加に意味がある!Win-Winなシステム
勝敗があるGameFiでは、勝者のみが報酬を得る仕組みが一般的です。
しかし、Anomeでは勝者にも敗者にも報酬としてプラットフォームトークンが与えられます。
バトルをプレイすることに意味を持たせることで、資産が回る仕組みとなっています。
資産が減らない「Stake to Mint」
Anomeには独自の「Stake to Mint」という仕組みがあります。
TCGプレイにはカードが不可欠なため、購入したり、フリーミントなどで無料で入手して増やしていく必要があります。
Anomeでは、NFTをStake(預け入れ)することで、新しいカードをMintすることができます。
追加でカードを入手するために、新たに投資する必要はないということですね!
NFT担保貸付システムがある
保有しているカードを担保にAnomeのステーブルコイン「USDA」を貸付してくれるシステムがあります。
公式サイトの「銀行」から利用可能です。
ユーザーがゲームプレイで使用しないカードをただ保有するだけでなく、預けて資産を回せるようになっています。
トークンはB² Networkチェーン上の「NOME」
AnomeはB² Networkチェーンを採用してします。
B² Networkチェーンとは、EVM(Ethereum Virtual Machine)に対応したBTC レイヤー2を実現することで、ビットコインエコシステムのスケーラビリティを向上させるプロジェクトです。
BTCメインチェーンよりも迅速かつ低コストで安全なビットコイン取引が特徴です。
トークンは「vNome」と「NOME」です。
vNomeはゲームプレイをすることで得られるプラットフォームトークンで、NOMEに交換することができます。
また、NOMEはDeFiシステムで活用することができます。
Anomeのカード
遊び方を見る前に、必須であるカードについて知っておきましょう。
レベル
カードはレベルⅠからレベルⅩまでの10段階があります。
入手する際は、公式サイトのカード一覧の左上でレベルを選択して、Mintすることができます。
属性
属性はレベルに影響され、レベルが高いほどカードの属性が優れています。
各カードの左上には4つの数値があり、これらの数値は1からA(10)の範囲で表されます。
より多くの高レベルカードを持つほど属性が良いカードが揃っている状態になるため、勝利の可能性が高くなります。
Anomeの遊び方
Anomeの基本的な遊び方を見ていきましょう。
カードを5枚用意する
バトルに参加するためには、プレイヤーが5枚のカードが必要です。
カードを最低5枚購入し、それらがアクティブな状態であることを確認する必要があります。
なお、デッキにはレベル7以上は2体までしか組み込めない仕様の為、組み合わせに注意しましょう。
カードを「9グリッド」テーブルに配置する
Anomeカードバトルは1対1の試合で、お互いがカードを「9グリッド」テーブルに順番に配置し、数値を比較して戦います。
最初にプレイヤーは「赤」と「青」のサイドに分かれ、テーブルに配置されたカードは対応するチームの色を表示します。
カードの数値で勝負!
2枚のカードが隣接して配置されると、どの方向にカードがあるかで数値の比較が行われ、大きい数字の方が勝利となります。
比較する数値は、カードの左上にある4つの数値です。
たとえば、以下の2枚の並びだった場合、9vs2となり左のカードの勝利、右のカードは勝者カラーに反転します。
以下の並びだった場合は、A(10)vs 4となり、羊さんの方が勝利となります。
上下に位置した場合も同様に、近い数値同士での戦いになります。
最終的な勝者は、テーブル上に残る自分の色のカード数で決定されます。
勝者は10vNomeトークンと敗者のすべてのカードを報酬として受け取ります。
敗者はWin-Winシステムがあるため、カードは失いますが、70vNomeトークンを報酬として受け取ることができます。
vNomeトークンを集めると、NOMEに交換できるとのことなので、勝った方がいいのか負けた方がいいのか…ちょっと悩みますw
Anomeを始めるには?
Anomeの始め方は以下の通りです。
1.暗号資産取引所の口座を開設する
カードを購入するためには、USDTを入手する必要があります。
暗号資産取引所の口座をお持ちでない方は、USDTを用意するために開設する必要がありますので、下記を参考にしましょう。
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カード購入代などで、10USDT以上を用意しましょう。
2.メタマスクウォレットにUSDTを送金する
Anomeサイトにウォレットを接続して、カード購入などをする必要があります。
サイトに接続できるメタマスクウォレットなどに、USDTを送金しましょう。
3.B² Networkチェーンにブリッジする
用意したUSDTをカード購入代金5USDT、ガス代として5ドル分のBTCにブリッジしましょう。
B² Networkチェーンへのブリッジはこちらのサイト(https://meson.fi)でできます。
事前にメタマスクに以下を追加しておくとよいでしょう。
B² Networkチェーン
ネットワーク名:B2 Mainnet
新しいRPC URL:https://rpc.bsquared.network
チェーンID:223
通貨記号:BTC
ブロックエクスプローラーのURL(オプション):https://explorer.bsquared.network
USDT コントラクトアドレス
0x681202351a488040Fa4FdCc24188AfB582c9DD62
4.Anomeにアクセスする
購入の準備ができたら、Anomeサイトにアクセスします。
右上の「Connect Wallet」からウォレットを接続しましょう。
5.カードストアでカードを5枚購入する
「レベルが高いほど属性も優れている」という前提の基、カードを選んで購入しましょう。
レベル7以上はデッキに2枚しか組み込めない為、レベル7以上を2枚、レベル6以下を3枚選ぶのがおすすめです。
あとはバトルするのみ!レッツチャレンジ!
まとめ
今回は『Anome』の特徴と遊び方を紹介しました。
AnomeはB²メインネット上で最初の完全オンチェーントレーディングカードゲームです。
これまでのGameFiとは少し違って、収益化はもちろんですが、担保貸し付けや勝ち負けが関係なくなりそうなWin-Winなシステムを導入するなど、新しい取り組みをしています。
2024年5月にリリースと比較的新しいプロジェクトではありますが、そこまで大きな初期投資も必要ないため、初心者向けと言えるとか思います。
トレーディングカードゲームが好きな方、初期投資少なめで遊びたい方は、遊んでみてはいかがでしょうか。
ブリッジとかはちょっと手間ですが、10USDTならやってみてもいいかも♪トークンローンチはまだみたいだし、早めに始めるのが吉かな?