GameFiユーザーの多くが、気軽にできるモバイル版アプリのプロジェクトをメインにプレイされているのではないでしょうか。
しかし、GameFiは元々パソコン版が多く、有名なAxie Infinity(アクシーインフィニティ)などもリリースした2018年3月~2022年まではアプリが存在しませんでした。
今回紹介する完全にオープンソースのオンラインRPG「Nine Chronicles(ナインクロニクル)」も2020年10月にリリースされ、人気で長生きしているものの、やはりパソコン版のみでした。
そんな「Nine Chronicles(ナインクロニクル)」がついにモバイル版アプリをリリースし、SNSで話題となっています。
今回はオンラインRPGの『Nine Chronicles M』の特徴、始め方や稼ぎ方を紹介したいと思います!
リリースから3年!老舗GameFiのモバイル版を実際にプレイもしてみました!
・Nine Chronicles M(ナインクロニクルM)は、オープンソースのオンラインRPG
・初期投資不要!無料で始められてトークンが稼げる
・トークンは独自チェーンNine Chronicles Network上の「NCG」
・Nine Chronicles Mで稼ぐには、ビットバンクなどの暗号資産の口座が必要
Nine Chronicles Mとは?
ゲームジャンル | MMORPG |
対応プラットフォーム | PC/iOS/Android |
対応言語 | 英語・日本語・韓国語 |
トークン | NCG |
ブロックチェーン | Nine Chronicles Network |
公式HP | https://nine-chronicles.com/ |
公式X(旧Twitter) | https://twitter.com/NineChronicles |
公式Discord | https://discord.gg/planetarium |
Nine Chronicles Mは、ファンタジーの世界を舞台としたオープンソースのオンラインMMORPGです。
ゲームはダンジョンをオートバトルで進んでいくシンプルなものです。
猫耳キャラクターの主人公をダンジョン周回でレベルアップ、ドロップアイテムで強化させてステージをクリアしていきます。
そのほか、個人プレイから対戦まで、幅広いプレイヤーに適した魅力的な要素を備えた多様なゲームプレイを提供しています。
元々は「Nine Chronicles」という2020年10月にパソコンのみでリリースされたゲームで、『Nine Chronicles M』はそのモバイル版アプリです。
開発は、韓国のゲーム会社 PLANETARIUM で、NFTゲームへの出資・開発を行うWeb3.0最大手「Animoca Brands」が主導する資金調達ラウンドで3,200万ドル(約46億4,000万円)を調達しています。
また、その他パートナーも多く、2022年1月に戦略的投資を発表したBinance LabsやSANDBOXなどが名を連ねています。
Binanceもすごいですが、Animoca Brandsは投資で成功している実績もあって、そこが投資しているってだけで、結構安心感が出て、人気が上がるんですよね!
Nine Chronicles Mの特徴
Nine Chronicles Mには、以下のような特徴があります。
・育成要素ありのオンラインMMORPG
・初期投資不要!基本プレイはオートバトル方式
・ゲーム内の時間が従来の時間単位ではない
・トークンは独自ブロックチェーンNine Chronicles Network上の「NCG」
育成要素ありのオンラインMMORPG
Nine Chronicles Mは、主人公である猫耳キャラクターを育成しながらダンジョンをクリアしていくMMORPGです。
MMORPGとは、インターネットを介して数百人~数千人規模のプレイヤーが同時に参加できるオンラインゲームのことです。
ダンジョンは、ステージをクリアすると素材が入手でき、その素材を使用してアイテムや武器を作ることもできます。
ステージが進むにつれて、よりレアリティが高い素材を入手できますので、キャラクター育成・ステージ攻略が重要ポイントになります。
アイテムや武器はNFTになっているので、キャラ強化に使ってもいいですし、アップグレードや売買もできます。
初期投資不要!基本プレイはオートバトル方式
Nine Chronicles Mには、メインとなるダンジョンステージ、プレイヤー同士で対戦するアリーナがあります。
どちらも投資不要で参加することができ、完全オートバトル方式となっています。
ステージクリア時に操作などは必要ですが、基本放置プレイ、早送り可能です。
効率的に進めたい場合は、アイテム課金が日本円でもできますので、初心者にも優しいかと思います。
放置プレイいい!実は今ダンジョンやりながらこの記事書いてますw
ゲーム内の時間が従来の時間単位ではない
ゲーム内で、時間経過によって何かが回復や生成されたりというのは一般的かと思います。
Nine Chronicles Mにもそういったものはありますが、従来の時間単位 (秒、分) カウントではなく、ブロック時間【ブロックチェーン ネットワーク内で新しいブロックが生成されるのにかかる時間】を測定単位としています。
そのため、カウントが必要なものはブロック時間表示となっているため、待ち時間に注意が必要です。
ブロック時間はネットワークのパフォーマンスとブロックの難易度によって異なりますが、Nine Chronicles Mでは平均約10秒とのことなので、必要時間の目安は以下のようになります。
◎アクションポイント
ダンジョンで消費するエネルギーのようなものです。
全回復=1,700ブロック時間=約4時間40分
◎アリーナ
PvPに参加する際に必要なチケット回復=2,800ブロック時間=約7時間8分
◎アリーナ開催期間
アリーナにはシーズンがあり、112,000ブロック時間または40ラウンド開催されます。
112,000ブロック時間=約12日と9時間
アイテム生成やアップグレードは、それぞれ必要ブロック時間が違うので、計算するなら都度10秒掛け算する感じになりますね。
トークンは独自ブロックチェーンNine Chronicles Network上の「NCG」
Nine Chronicles Mでは、独自のブロックチェーン「Nine Chronicles Network」を採用しています。
トークンはネイティブトークンの「NCG(Nine Chronicle Gold)」です。
NCGは、ログインボーナスやクエストクリアなどで獲得することができ、ゲーム内でのみ使用可能です。
そのほかポイントのような「クリスタル」が、アイテムの分解やイベント報酬などとして入手でき、武器などのレシピ開放などに使用できます。
なお、NCGは暗号資産取引所から直接購入することはできません。
代わりにWNCG(ラップトークン)という暗号資産で購入できる、NCGと1:1の価値があるERC-20 トークンがあります。
NCGをゲームプレイ以外で入手したい場合は、WNCGを暗号資産取引所にて購入し、Nine Chronicles ポータル経由でゲームへ送金することになります。
ポータルを経由すると、WCNGが自動的にNCGに変換されるんですって。
Nine Chronicles Mの遊び方
Nine Chronicles Mの基本的な遊び方・システムをみていきましょう。
冒険に出てステージクリアをめざす
Nine Chronicles Mのメインは冒険で9つの世界のダンジョンステージをクリアすることです。
各世界には50のステージがあり、世界ごと・ステージごとに敵の数や属性・攻撃が異なり、徐々に強くなっていきます。
50番目のステージにはワールドボスが配置されています。
ステージで敵に勝つと、プレイヤーはアイテム生成のための素材が獲得できます。
ステージが進むにつれて、より貴重な素材が得られ、より強力なアイテムが生成できるようになり、キャラクター育成も楽しめます。
なお、ステージにチャレンジする際は、どのステージでも5AP(アクションポイント)を消費します。
APを使い果たすと、繁栄メーター(APしたのピンクのバー)を使用して戦闘を続けることができます。
繁栄メーターは、1,700ブロック時間または4時間30分で回復します。
APポーションというアイテムを使用して、APをすぐに回復することも可能です。
アイテム生成など、新しい要素が開放されると都度説明が入るので、初期のころにキャラ育成方法などは分かります。
ワールドボスと戦う
ワールドボスは、ナインクロニクルの複数のユーザーが同時に参加できるPvEバトルです。
プレイヤーは協力して、より良い報酬を得ることができます。
アリーナでPvPバトル
アリーナは、PvP(プレイヤー対プレイヤー)のバトルの場で、リーダーボードの上位をめざして戦います。
バトルに勝利した際は報酬を獲得することができます。
現時点では、アリーナではラウンドごとに5枚の入場チケットが利用でき、2,800ブロック時間ごとに回復します。
バトルに参加する際は、1枚の入場チケットを消費し、バトルの勝敗でプレイヤーの評価がされ、$NCGやNFTを争うことができます。
アリーナのリーダーボードは、定期的にシーズンとして開催され、112,000ブロックまたは40ラウンドごとにリセットされます。
キャラクターを育成する
ダンジョンやアリーナで勝利を納めるには、キャラクターを強化・育成する必要があります。
キャラクターにはステータスがあり、装備を装着することで、ステータスUPを狙うことができますので、どの特性を強化するのか、装備品の強化なども戦略的に考えてみましょう。
クエストにチャレンジする
Nine Chronicles Mには、クエストボードが用意されています。
簡単なものからクリアし、徐々に難易度が上がっていきます。
クリアすると報酬が得られますので、ステージやアリーナでバトルしつつチャレンジしてみましょう。
Nine Chronicles Mで稼ぐには?
Nine Chronicles Mでの主な稼ぎ方は3つあります。
いずれの方法もアプリ未実装のため、Nine Chronicles ポータルを経由もしくはPC版Nine Chroniclesで行いましょう。
アイテムを売買する
冒険でのステージクリアで得たアイテムは、マーケットで売買することができます。
1つ1つは高額とは言えませんが、装備・食べ物・コスチューム・材料(砂時計や AP ポーション)と売買できる種類が豊富なので、少しずつでもトークンを稼ぐことが可能です。
ステーキングでアイテムを入手する
NCGをステーキングすることで、報酬を得ることができます
ステーキングレベルがあり、レベル1が50NCG、レベル2で500NCGとステーキング額が10倍ずつ増えていきます。
ステーキングをすることで、NCGやWNCGが得られるだけではなく、APポーションなどのゲーム内アイテムを獲得できます。
タスククリアで報酬を得る
Nine Chronicles Mでは、さまざまなタスクが用意されており、クリアすることでNCGを稼ぐことができます。
タスクは、ゲームプレイクリアやSNSへの参加、他ユーザーを招待などがあります。
なお、クリアしても請求しないともらえませんので、ご注意ください。
アプリのメニュー → リワード → Nine Chronicles ポータルで請求ができます。
Nine Chronicles Mを始めるには?
Nine Chronicles Mの始め方は以下の通りです。
1.アプリのダウンロード
以下より、アプリをダウンロードしましょう。
Nine Chronicles M
Planetarium Labs無料posted withアプリーチ
2.暗号資産取引所でETHを購入する
ゲーム自体は完全無料で始めることができ、投資も不要ですが、ステーキング用にトークンを購入するなどの場合、ETHが必要になります。
暗号資産取引所の口座をお持ちでない方は開設しましょう。
✅国内暗号取引所 使いやすさオススメ✨
また、MetaMaskをお持ちでない方はこちらの記事を参考にしてください。
3.アカウント登録
準備が整ったら、アカウント登録を行います。
まずはプラネット「Heimdall」または「Odin」を選択します。
Heimdallはモバイル版リリースに伴い新しくできたもの、Odinは既存のPCゲームとアカウントやキャラクターが共有可能です。
Heimdallはまだ開発中の内容もありますが、近日中に同等の仕様になるようです。
アカウントは、Apple・Google・X(旧Twitter)・Discordのいずれかと紐づけることで登録できます。
アプリでどちらもプレイ可能ですが、キャラクターや進行具合を共有できないので、モバイルユーザーはデフォルトのHeimdallで良いと思います。
4.キャラクターを設定する
キャラクターは3体まで作成することができます。
ただし、それぞれでゲームができるという感じなので、複数作成する必要はないかと思います。
見た目を選んだら、ニックネームを2~20文字で設定すれば完了です。
あとで変えたりはできないので、じっくり考えちゃいましょー!
5.案内役ねこに従ってゲームを進めよう
ゲームが始まると案内役のねこアレックスが、冒険やアイテム生成、素材の使い方を都度説明してくれます。
バトルはオートなので、チュートリアル的な内容を進めていけば、いずれほぼ放置プレイ可能になります。
キャラクターが育ってきたら、アリーナなどにチャレンジしてみましょう。
6.NCGからWNCG に交換する
ゲームプレイで得たトークン「NCG」を換金する場合は、WNCGへ交換する必要があります。
スワップはNine Chronicles ポータルのマイアカウントページからできますので、アプリからであればリワードから飛びましょう。
ちなみにHeimdallは、まだスワップ非対応。実装までは貯めておくことになりますね。
まとめ
今回は『Nine Chronicles M(ナインクロニクルM)』の特徴や始め方、稼ぎ方について紹介しました。
Nine Chronicles Mは、2020年からあるMMORPGゲームで、2023年にモバイル版をリリースしたことで人気が高まっているプロジェクトです。
Web3.0最大手の投資家「Animoca Brands」や「Binance Labs」「SANDBOX」などがパートナーということもあり、日本国内でも注目が集まっています。
リリースから3年という経歴はGameFiでは老舗と言えますが、投資不要の老舗プロジェクトはなかなかありません。
モバイルアプリという点でも気軽に始められるので、GameFi初心者にもおすすめです。
プレイ自体、オートで楽々なので、ぜひ一度やってみてください♪